お薬について
About the medicine

  • お薬 Q&A
    Question & Answer

    お薬の「飲み方」、「保管方法」、「処方せんの扱い方」など、さまざまな疑問・質問をご紹介します。

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  • ジェネリック医薬品とは
    What’s Generic products

    「先発品と何が違うの?」、「効果は?」ジェネリック医薬品に関する内容をご紹介します。

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お薬Q&A

お薬の飲み方について

Q1「食後」や「食前」とは実際いつ飲めばよいの?
A服用時間はお薬の性質によって決められますので指示通りきちんとお飲みください。決まった通り飲まないと副作用が現れたり、効果に影響を及ぼす可能性があります。
食前食事の30〜60分前
食後食事の後、30分以内
食直前食事のすぐ前(10〜15分前)
食直後食事のすぐ後
食間食事の後、約2時間後
就寝前寝る30〜60分前
Q2お薬は水で飲まないといけないの?
Aお薬は水やぬるま湯で飲むのが原則です。お薬によっては、効き目が弱くなったり、強くなったりすることがあります。
コーヒーカフェインを含む飲み物は、喘息のお薬に影響を及ぼしたり、イライラや頭痛、動悸が現れやすくなります。
牛乳抗生物質や便秘薬の一部では、お薬の吸収が悪くなり効き目が弱くなることがあります。
お酒睡眠薬や糖尿病薬の効き目や副作用が強くなることがあります。他にもアルコールは多くの薬に影響を及ぼしやすい飲み物です。
グレープフルーツジュース血圧のお薬の一部の効き目が強くなり、血圧が下がり過ぎることがあります。その他にもグレープフルーツに含まれる成分はお薬によっては影響を及ぼす可能性があります。
Q3お薬は水で飲まないといけないの?
Aお薬は水やぬるま湯で飲むのが原則です。お薬によっては、効き目が弱くなったり、強くなったりすることがあります。

お薬の保管方法や使用期限について

Q1お薬はどんな場所に保管したらよいですか?
A保管状態によっては、薬の成分が分解したり、変質することがあります。

以下の3点に注意して保管してください。

  1. 1.「高温を避ける」:涼しいところ
  2. 2.「多湿を避ける」:なるべく湿気の少ないところ
  3. 3.「「光を避ける」:直射日光の当たらない暗所

また、「冷所保存」の薬は冷蔵庫で保管してください。
例)シロップ、目薬、坐剤、未開封のインスリンなど

Q2前にもらった薬が出てきたけど、いつまで使えますか?
A通常、決められた通りに服用していれば残ることはありません。以前と症状は同じでも病気の原因が違うこともありますので、処方された日数までが、薬の有効期限と考えるのがよいでしょう。しかし、頓服薬や現在も同じ薬を服用している場合、外用薬など、状況によっては再度使えるものもあります。

以下の3点に注意して保管してください。

錠剤・カプセル
(シートのまま)
1〜3年
錠剤・カプセル
(一包化されたもの)
6ヶ月〜1年
粉薬
(分包品)
1〜3年
粉薬
(薬局で分包したもの)
3ヶ月〜6ヶ月
坐薬6ヶ月〜1年
シロップや目薬
(開封済みのもの)
2週間〜1ヶ月
未開封の外用薬お薬それぞれに、使用期限が表示されている医薬品が多いです

処方せんのお取り扱いについて

Q1処方せんはいつまでに薬局へ持っていけばよいの?
A処方せんには有効期限があります。
処方された日を含めて4日以内です。
例)6月1日処方の場合、6月4日まで。

それ以降は、基本的に調剤薬局では受付ができません。
万が一、期限が過ぎてしまった場合は、受診された病院・クリニックや薬局に確認してください。

Q2処方せんはFAXでも薬局で対応してくれるの?
Aあらかじめ処方せんを薬局へFAXしていただくと、早めに準備ができます。在庫していないお薬の手配や調剤に取り掛かる時間も早いため、待ち時間を減らすことができます。ただし、薬局からお薬を受け取る際は必ず処方せん原本をお持ちください。処方せんの原本がなければ、お薬を受け取ることはできませんので、ご注意ください。
Q3お薬は本人ではなくてももらえるの?
A処方せんがあれば、ご本人様ではなくても、ご家族の方やヘルパーさんなど代理の方でも問題ありません。

いずれの場合でも、ご本人様の保険証やお薬手帳をご持参ください。

お薬Q&A

Q1先発品と違うのは価格だけ?
A価格以外にもメリットはたくさんあります。

各製薬メーカーが大きさや形、味や臭いなど、よりお薬が飲みやすくなるように工夫されています。例えば、大きくて飲みづらい錠剤を小さくしたり、苦味のある薬にコーティングを施すこと、貼り薬(湿布など)の貼り心地を良くすることなどです。

Q2効き目や安全性は大丈夫なの?
Aジェネリック医薬品の有効成分は新薬と同等であり、新薬の特許が切れる前に効き目や安全性が十分確認されているので安心です。

品質、有効性及び安全性に関して、国(厚生労働省)の厳しい審査をクリアしています。研究開発の段階で様々な試験を経ており、生産・出荷の工程でも品質に関して厳重に管理されています。

Q3どれくらい安くなるの?
Aジェネリック医薬品は開発コストを抑えられるため、国が価格を新薬の2~7割に設定しています。
Q4どんな薬を飲んでいると負担が軽くなるの?
Aお薬を複数服用している方や、長期服用される方ほど負担が軽くなります。

例えば、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症など長期間、お薬の服用が必要な疾患をお持ちの方は、ジェネリック医薬品を選ぶことにより、自己負担の差額が大きくなります。

Q5どうしたらジェネリック医薬品にできるの?
Aまずは、病院へ受診の際にかかりつけの医師に相談してください。

処方せんを確認したとき、医師から「変更不可」の指示がなければ薬局でジェネリック医薬品に変更できます。
また、薬局へ処方せんを渡すときに、ジェネリック医薬品の希望を伝えてください。薬剤師から説明を受けて、変更するか一緒に考えることもできます。