【田村】明けましておめでとうございます
2020.1.8
明けましておめでとうございます。
セイル薬局 札幌 田村です。
あっという間に令和元年が終わり令和2年が始まりました。
皆様はどのようなお正月を過ごされたでしょうか?
今年の冬はまれにみる雪の少なさです。
雪が少ないため、外は歩きやすいですが、ツルツルの道も多くあります。
そこで、今回はねんざや打撲の際に使用することの多い湿布について少しお話させていただきます。
湿布は大きく分けて2種類あります。
「テープ製剤」と「パップ製剤」です。
どちらも痛みを和らげる効果に大きな違いはないため、それぞれの特徴に合った使用方法をご紹介させていただきます。
まず、「テープ製剤」についてです。
「テープ製剤」の一番の特徴は、粘着力が強くはがれにくいことです。
そのため、足首や手首などのよく動かす関節部分に使用するのに適しています。また、テープの色が肌色に近いため使用していても、「パップ製剤」よりは目立ちにくいです。
次に、「パップ製剤」についてです。
「パップ製剤」の一番の特徴は、皮膚がかぶれにくく、使用する際に患部を冷やす「冷湿布」と、患部を温める「温湿布」があることです。
そのため、皮膚の弱い方や、腰や背中などの同じ個所に毎日使用する場合に適しています。また、色は通常白く、「テープ製剤」より厚みがあるため、背中などの見えにくい個所への貼り直しもしやすくなっています。
最後に、湿布には「光線過敏症」という皮膚炎を起こすことがあります。
この皮膚炎は湿布を使用していた部分に直射日光が当たると、使用していた個所を中心にかぶれる副作用になります。
基本手には、はがした後、4週間程度は使用していた個所に日光があたらないよう注意してください。
まだまだ冬まっただ中です。
雪道には十分お気を付けください。
この写真は昨年のラグビーワールドカップを観戦した時の写真です。
セイル薬局 札幌 「ONE TEAM」として、今年も皆様のお薬に携われればと思います。